読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 0人
プロフィール
松山和正
松山和正
大阪や兵庫を中心にFPをしています。

FPとはファイナンシャルプランナーということです。簡単に言うと保険屋ですが、書籍を書いている唯一の保険屋さんだと思います。

保険だけでなく、社会保障制度や不動産、事業承継や相続などもひっくるめて全体最適に持っていけるよう、日々勉強しています。

「お客様の成長が私の成長や成果につながる」

をモットーに、成長に焦点を当てているので売ってなんぼの営業の世界では珍しいタイプかも知れません。

皆様に情報提供をしておりますので、ぜひ書籍やセミナーなどもご参照いただけたら幸いです。

FB https://www.facebook.com/anatanoFP/
個人FB https://www.facebook.com/kazumasa.matsuyama 気軽に友達申請ください。
モバイルでブログを読む
QRCODE
アクセスカウンタ

2016年12月23日

確定拠出年金 401Kのメリットデメリット

1.401Kの仕組み
2.401Kのメリット
3.401Kのデメリット



年金、医療、介護の社会保障制度を続けていくには、給付を下げるか、保険料を上げるか、税金を上げるかという対応を政府は迫られています。

近年消費税を上げたのも社会保障制度を維持するためです。

アメリカではトランプ新大統領が誕生し、世界経済の先行きに焦点があっていますが、その裏側で年金をカットする法案が可決されました。

401Kは、近い将来は公的年金に代替するかもしれません。

ところで、65歳定年を迎えて、老後夫婦2人で月15万円程度の年金で生活できるでしょうか?

FPをしている私には年100件以上の相談があります。

「年金だけではきびしいのでアルバイトをしようか迷っている」
「病気や介護になったときにどれだけお金がいるかわからない」
「退職金を貯金しても増えないので、運用方法を教えてほしい」

などです。

NISAや投資信託、株や保険、不動産などいろいろな金融商品はありますが、現状401Kが老後の年金作りには最強だと思います。

その理由をご説明します。

その前に、なぜ401Kは普及が進んでいないのか?
・制度がよくわからない
・情報不足
・お金の知識がない

というパターンが多いと思います。

ですので、簡単に理解できるようにしてあります。

あまり細かいことを書くとピントがぼけてしまうので概要だけを抑えていただければと思います。



1.401Kの仕組み

401Kには大きく分けて、企業型と個人型があります。

個人で銀行や証券会社などに直接口座開設を頼むと個人型になります。

違いは掛け金の上限、運用先の違いなどです。この本では個人型を解説します。

しかし、運用のことに関していえば、運用が得意な方以外は、運用先の違いはほとんど関係ありません。

401Kは簡単に言うと、給料から将来の年金積立をし、60歳以降に退職金としてもらう制度です。

つまり公的年金の上乗せですね。

例えば、給料月40万円の人であれば、1万円を401K積立金に、残り39万円を給料としてもらうということです。

積立の1万円を自分で運用する必要があります。

窓口である、銀行や証券会社によって運用できるファンドの数や種類は変わりますが、定期預金にいれておいてもメリットの出る制度です。

無理に運用の勉強をする必要もありません。

仮に銀行の定期においておけば、1000万円まで元本とその利息が保障されるペイオフも適用されます。

そして、積立金は個人の財産として保全されるので、勤め先が倒産したり、運用会社が倒産したりしても大丈夫です。

また、転職や退職しても個人の財産として持ち出し可能なのです。

積立金は途中で引き出したりできませんし、積立を途中で辞めたりすることは出来ません。(減額はできます。)

掛け金は給料から外れます。

つまり40万円の給料であった人は39万円の給料と1万円の401K拠出金という内訳になります。

そのどこがすごいのか?

39万円の給料に対しての社会保険料や税金と、40万円の給料に対してとではどちらが多いでしょうか?

もちろん40万円の方です。そこで軽減効果が期待できるのです。

なぜそんなメリットがあるのか?

銀行に預けていてそんなことが出来ますか?
年金保険は?
証券は?NISAは?

社会保障制度に不安があるから、こちらにすこしでも移行していきたいという政府の思惑があるのではないでしょうか?

2.401Kのメリット

401Kのメリットは3つあります。

・所得税や住民税の軽減効果がある。
・運用益が非課税
・受け取る時は退職所得控除がある。


つまり、簡単にいうと

掛けた時からメリットがあり、
運用中もメリットがあり、
受取時もメリットがあるということです。


最大のメリットは所得税、住民税の軽減効果があるということです。
どれくらい効果があるか、ざっくりと試算してみると・・・(あくまでも概算ですのでご容赦くださいね。)

40歳 年収万600万円 大阪在住 
所得税・住民税合わせて 年523,740円 
手取り  年4,567,920円

月1万円、年12万円を401Kに拠出すると
所得税・住民税合わせて 年505,310円
手取り  年4,586,350円

差額=所得税・住民税との軽減効果
所得税・住民税 年18,380円

つまり、月1万円で年間12万円401Kに拠出すると、18,380円年末調整等で戻ってくるということです。

わかりますか?

12万円は将来まるまる戻ってくる他に、年末調整で1.8万円ほど戻ってくる。

運用で増やさなくても15%ものリターンがあると考えられるのです。しかも毎年です。

こんな制度はどこを探しても見当たりません。

そして、積立金は個人の財産ですので、退職や転職しても持ち出せます。

そして、退職金としてもらうと退職所得控除があり、退職金は1/2課税ですので、非常にメリットがあります。

経営者の方であれば、このメリットに驚くはずです。

掛け金が全額経費扱い
所得税・住民税が軽減される
運用益は非課税
受取は退職所得控除が使える


個人型ではなく、会社で401Kを導入すると、会社の社会保険料負担が下がるというメリットもあります。

共済や中退共、生命保険などで退職金を貯める方法もありますが、401Kにしかないメリットは社会保険料と税金のダブルで軽減効果があります。

企業型401Kは大企業向けの制度でしたが、1人からも加入できる窓口もあります。

詳しくは拙著、「中小企業経営者やドクターに超おすすめ401K企業版」をご参照ください。


3.401Kのデメリット

デメリットももちろんあります。一番のデメリットは60歳以降にしか引き出せない。
原則途中解約できません。
人生山あり谷ありですから、無理のない金額でスタートすることです。

FPなどの専門家にどのくらいが適正か、確認してから始められることをお勧めします。

もう一つは、手数料がかかるということです。

銀行や証券会社に口座開設するんですが、その管理料だけでもコストはかかります。

口座管理手数料は窓口の会社によって違います。

SBI証券やスルガ銀行、楽天証券が安いようです。

上記の手数料よりも効果がないと意味がありませんよね。

安いところでも年間4千円程度かかります。

そして、最後に手取り収入が減るということです。積立金は老後にしか戻ってきません。


上記の例でいうと、59,388円下がります。

ですが、考えてみてえください。12万円の掛け金であれば、12万円手取りが少なくなるはずです。

ですが、実際に手取りが減るのは59,388円です。それだけ節税効果があります。

年収や居住地、家族構成による控除の金額、などによっていくら積立てたら損益分岐点になるのかは、シミュレーションする必要があります。

また、積立と現在の生活のバランスなどをどうやってとっていったらよいかなども問題です。

また401Kだけでよいのか?

生命保険や年金保険などを活用する方法もあります。





あとがき

お客様が不安なところは、面倒くさそうというところです。

運用に関しては、私個人的には運用する必要はないと思います。

私自身、全額定期預金に入れています。

お客様の運用のアドバイスをしているFPが、全額定期預金に入れてると聞いてびっくりされることも多いですが。

運用で減ってしまうのは一番怖いという方は全額定期に入れればよいと思います。

それだけでもメリットのある制度ですから。

ご相談やご感想をお待ちしております。

相談は無料です。

セミナーも承っております。

メール matsuyama@f-rontier.co.jp
電話  06-6242-8220 フロンティア・パートナーズ株式会社 松山まで平日9時から18時まで
Facebook https://www.facebook.com/anatanoFP/

文責 松山 和正
1977年大阪府生まれ あなたの手取りを増やすFP。保険、証券、相続、不動産など金融商品の知識をベースに、100歳まで幸せなライフプラン作りのお手伝いをしている。主な活動エリアは大阪近辺。
保有資格
FP技能士2級
証券外務員2級
トータルライフコンサルタント(生命保険業界)
損害保険資格

所属団体
兵庫県中小企業家同友会阪神支部
JPSA会員(日本プロスピーカー協会)

書籍
「中小企業経営者やドクターに超おすすめ401K企業版」
「中小企業の為のリスクマネジメント」

著者FBぺージ 「あなたの手取りをふやすFP」
セミナー情報やマネー情報 https://www.facebook.com/anatanoFP/
「いいね」を押すと自動的に情報がアップされます。




同じカテゴリー(確定拠出年金401K)の記事画像
idecoというらしいです
サラリーマンでも驚くほど税金が戻ってくる方法
同じカテゴリー(確定拠出年金401K)の記事
 経営者の退職金は何がよい? (2017-06-17 15:19)
 401KとNISAの違いについて動画 (2017-06-16 14:09)
 質問の意図を察する (2017-06-16 07:00)
 セミナーの感想 (2017-06-12 12:52)
 まずは試してみる (2017-06-02 12:47)
 確定拠出年金401Kのデメリット (2017-05-31 09:16)

 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。